私は週に一度、ロサンゼルス在住の鍼灸師でありコンティニュアムの先生の Emma Destrube のクラスを受講しています。今日はちょうどクラスでした。

コンティニュアムでは、最初と終わりで体や動き、意識や知覚などの状態を感じる「ベースライン」という時間を取ります。セッションの最後のベースラインでは、はじめとの違いを体験することが多いのですが、今日はまた、とてもデリシャスな、味わい深い経験をしました。

私は普段からコンティニュアムやピラティスを日常に取り入れています。私が取り入れているピラティスは内的な感覚を大切にするソマティックなアプローチのスタイルのもので、一般的なピラティスよりは機械的ではありません。

それでも、今日のようにどっぷりとコンティニュアムという、何かを成し遂げたり、何か具体的な動きを行わなければいけないという縛りから解放され、ただただ自分の体の組織にたっぷりと含まれる水分の状態に耳を澄まし、誘導されていく体験をしてみると、いかに日常的に体がパターン化され、単純になっていたかに気づきます。

今日は、最初のベースラインでは「右と左」と認識していた体が、最後のベースラインでは、たくさんの筋肉の「柱」の間を、自由に流れる体液の、たいへん有機的で多様な動きを感じ、心地よさの中で驚きを感じていました。

体の状態は普段、私達が人と接するとき、仕事をするとき、日常を過ごすときなど、すべてに反映されます。反映される、というよりはひとつのシステムです。

仕事で、日常で、些細な違いを経験し、違いがもたらす楽しみや喜び、輝きを経験したいなと、そうあらためて感じました。

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Emma Destrubeのコンティニュアムのクラスはこちらから(英語)

https://www.emmadestrube.com/membership

私が提供させていただいている月に一度の初心者向けコンティニュアムのクラスはこちら

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