体を外から操作し変化させるのではなく、体に対する知覚や感覚を育てながら、ゆっくりと神経のパターンを変容させていくソマティック・ワーク。コンティニュアムはソマティック・ワークに分類されるワークで、水にフォーカスを置いたモダリティです。人間は生まれた時の水分量が全体の約70パーセント。これが加齢と共に老齢では約50%ほどに減少していきます。私達は普段、さまざまな人生経験や日常生活における動作の繰り返しで神経をパターン化しています。パターン化した神経が筋肉の周りを覆う筋膜の動きをパターン化し、その中の筋肉の動きを妨げ、結果的に慢性的な固さを生みます。この固さは不快なだけでなく、組織から水分を奪います。全身がそれが持つ可能性を充分に発揮するためには、パターンを緩め、組織に水分、つまり情報とエネルギーを循環させる必要があります。コンティニュアムはこの点に優れたモダリティです。

さらに、体内の水は体が置かれた外の環境、気圧や月を含む天体の動きにも影響を受けています。人の身体はその体の中でのみ完結したものではなく、外の環境と果てしなく繋がったシステムであると言えます。ソマティック・ピラティス 岐阜のコンティニュアムは「私達は地球」を大切なベースとして経験の場、探求の場を提供いたします。