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「結果を先に持ってこない」という設計

SenseBodyでは、「リラックス」や「安定」といった状態そのものを、目標として設定しないようにしています。

実践を通して、落ち着きや安定が生じることもあれば、逆に一時的に不安定になることもあります。

そのどちらも「変化の過程」として、
優劣をつけず、体が導き出す状態をそのまま受け取っていく。

そして、そのとき何が起きていたのかを観察し、共有します。

変化は、どんなものでも、一度起きたとしても、
その時の条件が共有されたり意識化されていなければ、日常の中で同じ変化を再び生み出すことは難しい。そして新しい状態を神経系に記憶させるためには、繰り返すことが必須です。

具体的にはセッションでは

・同じ時間帯に、同じ流れで実践すること
・その中に、ごく小さな変化(誤差)が含まれていること(身体的なタイトレーション)
・立位や支持の中で、全身の再計算が起こること
・変化が収束するまで待つこと

こういった条件が、どのような状態をもたらすかを見ていきます。

そして、このプロセスが再現されるのかされないのか、推移を見ていきます。

目標の「結果」を先に持ってくるのではなく、
その結果がどのような条件で生じるのかを見ていき、実践を繰り返していくこと。最初は慣れず、結果に向かおうと頑張ってしまう方もいらっしゃるのも実際です。でも、ひとつひとつ小さなシフトを経験し、体が辿る道を信頼し始め、現れてくる結果に身を委ねることができるようになるケースが多いかなと思います。

こうした観察・分析・継続が、長期的な変化につながる一つの方法だと考えています。